飲酒と喫煙

飲酒も喫煙も、身体の内部では血管を広げたり収縮させたりしていますね。このどちらも、高血圧の危険因子として挙げられていますので注意してくださいね。そのことに関してはご存じでしょうか。その中に、前回の食塩同様に、今回お話しいたします飲酒と喫煙も含まれています。 適量なら健康に良いなどと言われている飲酒ではありますが、適量を守っているかたがどれほどいらっしゃるのでしょうか。高血圧の約80%以上が原因不明と言われている中でも、危険因子と呼ばれているものはいくつかあります。飲酒は、少量であれば、血流を促して血圧を下げる働きもするのですが、大量に飲むことによって血管が収縮してしまい、血圧が高くなってしまいます。ですから、心臓の働きを強めて血圧を上げて、血管を拡張させたり、心臓の働きを強めます。 ノルアドレナリンの方も、神経を興奮させる脳内神経伝達物質のひとつですから、交感神経を刺激して血圧や心拍数を上昇させ、血液の中のコレステロールも増加させますし、不安や恐怖を引き起こしたり、覚醒させたり、集中させたり、記憶力を良くしたり、積極性を強めたり、痛みを感じなくするなどの働きもいたします。さらには、血液の中のブドウ糖の量を高めて、血糖量の調節を行ったりもします。ですから、現在、高血圧のかたは、このことを覚えておくだけでも、もう一杯飲みたいという時に自然にブレーキがかかるのではないでしょうか。また、喫煙は万病の元と言われ、それを知っていながらもやめられないでいるかたの多いこと・・・。 何故かといいますと、タバコに含まれているニコチンが副腎髄質を刺激することによって、アドレナリンや、ノルアドレナリンというホルモンが多く分泌されるからです。このアドレナリンという物質は、神経を興奮させる脳内神経伝達物質のひとつです。また、喫煙のほうは、ただタバコを吸うだけで血圧が上昇します。